2015年1月22日木曜日

議論で勝っても、ビジネスで負けること

ビジネススクールに2年間いると、言われなくても理屈臭くなる。
論理的になる一方で、言うならば「口はたっしゃ」になる。

たまに、MBAだけでなく、博士や教授といったアカデミシャンと話をすることがあるのだが、彼らは議論して勝つ事に喜び?を感じているように思える。

如何に綺麗な意見を言って、突っ込みどころがなく…といった所だろうか。


しかしながら、それはビジネスの世界において全く無意味なことなのだ。


EX)私はOBOG会に行ってお願いごとをしなければいけないことがたまにある。基本、どこの大学のOBOGは自分たちの過去は美化されるため、「今時の現役生は!!!」となり、言いたい事を言っていくるだろう。『OBOG会あるある』と言ったところだろうか。

※私の進め方の悪さに関しては突っ込まないでくださいw


そのOBOG会で、いくら先輩が言っている事がおかしかろうと、悪ろうと、こっちから吹っ掛けられた議論にテーブルに乗って、相手を論破してはいけない。

※私はイラッときてやっちゃうのだが。


これはビジネスの交渉でも一緒で、議論で勝っているようで、結果ビジネスで負けているのだ。
OBOG会に訪問し頭を下げ、結果的にプロジェクトがうまく万々歳だ。相手に勝っていると思わせて、こっちが勝たないといけない。ぶーぶー言いながらも、こちらの意向を通すのだ。


母からは「トップは常に頭を下げること、お願いして回ること」の重要性を説かれた。

自戒を込めて…

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