2016年5月13日金曜日

起業して生き残る人とそうでない人(small business)

学部時代のゼミの同期二人が海外で起業した(ちなみに、二人ともの親族が会社をやっている)一人は会社を閉めて帰国、一人は立上げに取り組んでいる。自分のことはおいておいて、考察をしてみた。

・あきらめない根性
よく有名なインタビューを見ると"最後まであきらめなかったのが良かった!"という人がいるけれども、まさにこれ。孤独だ!先が見えない!裏切られて!ということは頻繁に起こるため、ド根性がまずは重要かと。

・固定費とキャッシュ
根性さながら、大きく調達できるラウンドではない場合、固定費を極力抑えるのがいいだろう。人件費や家賃は極力抑え、絶対に正社員なんてとっちゃいけない。スマホ代などの月額経費がどんどんキャッシュをいたぶり続ける。
海外のメリットは、法人設立費と税金が安い?とのことなので…

「キャッシュはどうやって集めるのか?」
国庫を除いてこの段階で融資はほぼ無理と思っていい。エンジェルやVCもいいんだけど、アーリーステージの手前となると、やはり身内に頭下げて借りるのがいいかな~。
私が友人に提案した内容は、親族の法人を使って新規事業として補助金を申請してそのお金を充てること。これ自画自賛したんだけどね…苦笑

・ビジネスピボットを早く
この段階では会社の理念とかがあればいいと思うし、どの国でやるか、何をやるか、そして、目先の売上を上げるために事業をピボットしまくってもいい。だって生存しないといけないもん。

・応援者を捕まえること
若い起業家を応援したい人は少なからずいる。少々高くても払ってくれたり、新しいお客を紹介してくれる。ここからは起業した人物の人柄だ。
海外だから日本人的な・日本企業的な競合はいなくて、儲かるネタを見つけるだけというか…

・国内でも言えること
もし起業するなら、顧客を見つけて独立して、ある程度の収入があるほうがいいなーと思う。「研究開発型でどーん」とか「EXIT戦略の乗るかそるか」のベンチャーとは少し戦略の違うスモールビジネスのための纏めでした。

まあ私はファミリービジネスをやっていて、裸一貫でSomething Newを創っているわけでないので、家族でディスカッションした内容ですが。