2014年3月29日土曜日

キャリアに関する仮説② -適切なタイミングでリスクをとっただけ-

①適切なタイミングで、適切なリスクをとる事
②進んだキャリアや新しい環境の中で、いかにあきらめないか
ということが大切だと仮説立てている。


①適切なタイミングで、適切なリスクをとる事
本屋に行くと、「起業家のサクセスストーリー」や「激動MBA体験記」等、いわゆる自己啓発本が売れている?まあ置かれている事に違和感を持っていた。

元有名コンサルタントの起業物語を読んでいて感じることは、当人がそのキャリアを投げ捨てて、いかに適切なタイミングで挑戦するか、という事が大切だと感じた。

コンサルの業界については言及できないが、「会社を辞めて起業する人」と「会社に残る人」の能力地に関しては大差はない、という仮説を持っている。

むしろ、出世争いがつまらない or 会社に残れないから転職する というパターンもあるだろうし、会社に残っている人に本を書かせたりすると、もっと面白い話が聞けるかもしれない。

(あっ、ここで使っている「優秀」とか「能力値」とかきちんと定義していなかったですねw)


とにかく言いたかったのは、「会社に残っている人」と「退職し何かをしている人」の能力値に関して大差はなく、適切なタイミングで、適切なリスクをとるか、という事が大切なんじゃないかなーと。

本人の勇気や情熱、前回記載した育った環境の影響も大切だと思う。


無論、起業した後はもちろん本人の頑張りが大切だし、"適切なタイミングとは何?"というnext questionが出てきた・・・OMG!笑


②進んでキャリアや環境の中で、いかにあきらめないか
一度決めたら最後まであきらめないこと、途中で逃げ出さない、という事が大切だと思う。

「成功するまで諦めない事が大切」とよく色んな本を読んでいると書かれているし、誰もやっていないことを諦めずに行っていたら、その世界で第一人者になれた、という教授の話を聞いたり・・・

(上記に関しては、そんなに意見があるわけではないので、この辺りで)


そんなことを考える今日この頃・・・

キャリアに関する仮説① -育った環境の影響-

MBAの進学や起業など、人生で大きな意思決定を行っている人を観察すると、「本人の育った環境や親/親族の影響が大きい」と仮説立てている。

(だからといって、上記の影響が全てではないし、成功確立が上がるかと言えば、そうではない)


僕は立命館大学に通い、アントレ教育(起業家教育)を受講していたこともあり、ふたを開けてみると、周りにできた大学の友達のほとんどが、経営者の息子・娘だった。

彼らはもう数年すると、必ず1stキャリアを辞め、転職するか家業に戻るだろう。

【補足】
やはり有名私立文系、特に経営学部にいると中小企業の経営者の息子・娘は多いかな?と思う


一方、海外MBAの方々を見ると、上記同様に親族が事業を行っているか、身内が裕福かのどちらかだと仮説立てている。(ここでは、社内派遣を除く)

だってそうじゃなければ、数千万強の借金をして、MBAに挑戦できないからだ。


前職の同期からは、「貴方がけろっと会社を辞めれたのは、親が事業をやっているからだ。一般的にはそんな簡単にリスクはとれないよ!(笑)」と言われたのが印象的だった。

人生に関する大きな意思決定は。育った環境に大きく影響されるだろうなーと。

2014年3月23日日曜日

起業するまでのフロー その②

起業するまでのフロー
①   ビジネスプランを作る
②   ビジネスプランコンテストに参加する
③-1 インキュベーションプログラムに参加
③-2 オフィスを間借り or インキュベーターに所属
③-3 資金調達
③-4 法人登記(会社設立)
④   ビジネス開始 (サービスをランチ等)


③-2 オフィスを間借り or インキュベーター
起業した人向け・スタートアップ向けの支援施設が多々存在する。
以前のブログで紹介したインキュベーションプログラムは施設も併用しているものもあるが、各大学にあるインキュベーター施設や今はやりのco-working スペースもお勧めだ。とにかく安い!

③-3 資金調達
どんなビジネスを行うかによるが、やはりビジネスを行うには資金が必要だ。
ベンチャーキャピタルやエンジェルという人が起業の資金を提供してくれる。

自分のビジネスプランを発表し、投資しませんか?というものだ。
投資家はあなたのプランが成長した場合、投資金(ここでは株)を売却し、利益を得る。

(余談ですが)
私は100%自己資本派のため、まずは自分の貯金、奥さん、親族を回り資金を集めるべきだと思う

③-4 法人登記(会社設立)
行政書士に頼めばすぐに対応してくれるのだが、やはりお金がかかる。

学生時代は時間があったので、私は自分自身で法人を作ってみた。
電子定款を作ったり、何度も公証役場を訪問したり、国・市・税務署に訪問したり、1週間振るコミットしていい勉強になった。(20万円+α掛かり、頭金を100万準備した)

詳しい情報はhow to 起業本を読んでください。

④ビジネス開始
いよいよ自分の考えるサービスやプロダクトを世に発信 各ビジネスによってそれぞれの準備を行わないといけないが、ビジネスをはじめる時が最も面白いと思う

その他  経理を行ったり、給与・年金・保険、取引口座や資金繰り等など、行わないといけないことは多々ありますが、起業するまでのフローは記載できたかと。


【感想】
アメリカのシリコンバレーに比べると日本は断然負けているが、
・以前は株式会社を設立するには1,000万円必要だったが、今は1円でもOK
 (細かい費用はやっぱり必要ですが)

・インフラが断然整っている
 IT系などはサーバーコストも下がっているし、クラウドワークも進んでいる

・大学で起業家教育が進んでいる
 学生のうちから学問的に「起業」について学べるようになってきていることはでかい。
 「脱サラして、よーし起業だ!」なんて思っている若者は少なくなってきているし、
 いったん就職し成功するビジネスを探している若手は多い

起業するまでのフロー

大学時代、アントレプレナー教育にスタッフとして関わっていたこともあり、その表題の学びを記載します。

起業をしたいけど、何を行ったらいいか分からない!という人が多く、このブログを参考にしてもらいたい

起業するまでのフロー
①   ビジネスプランを作る
②   ビジネスプランコンテストに参加する
③-1 インキュベーションプログラムに参加
③-2 オフィスを間借り or インキュベーターに所属
③-3 資金調達
③-4 法人登記(会社設立)
④   ビジネス開始 (サービスをランチ等)

※②はなくてもいいですし、③以降の順番はそれぞれです。ビジネスプランがなくても起業はできますねw

一つ一つ説明していきます。ついでに今はやりのキーワードを入れてみました。

①ビジネスプラン
起業がしたい!社長になりたい!けど、どうしたらいいかわからない!という人は少なからず存在します。私も大学1年生の時そんな感じでした。

まずはどうやって儲けるか、複数ビジネスプランを作ってみましょう
キーワード:リーンスタートアップ・デザインシンキング等

(最近シリコンバレーの techshop に行ってきました。cool! http://techshop.ws/ )

②ビジネスプランコンテスト
参加するメリットは、
-プランを文章化する・整理する
-ブラッシュアップする
-コンテストで勝てば資金調達だけでなく、知名度も向上など

大学生は各大学でビジコンが行われていますし、ビジネスマンの方はtecncrunchのビジコンやstartup weekendに参加してみる等

③-1 インキュベーションプログラム
ベンチャーキャピタルや一般企業などがスタートアップを支援する様々な企画を行っています。

孫泰蔵さんのmovida school http://www.movidainc.com/programs/school.html
KDDI ∞ラボ http://www.kddi.com/mugenlabo/


【補足】
①メンバー集めはどの段階でもかまいません
②上記のフローを大学では起業家教育として意図的に作り出し、学生に起業を模擬的に?体験してもらうプログラムを準備しています。